wahoo Element Bolt V2【使用した感想】

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wahooのElement Bolt V2を購入しました。感想としては

表示項目が超絶見やすい

画面が小さい(ただ表示項目数を減らして拡大する機能があるので問題なし)

価格が39,000円と他のハイエンドサイコンと比べると安め

機能豊富で直感的に使える

ワークアウト作成機能に難あり

といった感じでしょうか。

発売したのが2021年との事で発売してから3年以上経過しているモデルにはなりますが、購入した理由としては以前から試してみたかった画面録画機能を試したかったから(YouTubeの動画作成時に案外役立つんですよね、これ)。

Bolt V2はかなり豊富な機能を使用することができ、実際使用してみても満足度の高い製品だなと思いました。

wahoo Bolt V2【製品の詳細】

2024年9月現在定価は39,000円ですがAmazonだと35,000円くらいで買えます。

同グレードと思われるGarminのEdge 540の定価が63,800円であり、それと比べるとかなり安い印象があります。

項目 Wahoo Elemnt Bolt v2 Garmin Edge 530 Garmin Edge 540
発売年 2021年 2019年 2023年
ディスプレイサイズ 2.2インチ カラーディスプレイ 2.6インチ カラーディスプレイ 2.6インチ カラーディスプレイ
解像度 320×240 ピクセル 246×322 ピクセル 246×322 ピクセル
重量 68.4g 79.1g 84g
バッテリー駆動時間 最大15時間 最大20時間 最大26時間
防水性 IPX7 IPX7 IPX7
GPS GPS、GLONASS、BEIDOU Galileo、QZSS GPS, GLONASS, Galileo GPS, GLONASS, Galileo, みちびき(補完信号)、マルチバンド
価格 約39,000円 約52,800円 約63,800円

上の表は簡単な比較表です。

最大26時間バッテリーが持つEDGE540と比べるとBolt V2のバッテリー容量は15時間と少なく、ディスプレイサイズも2,2インチと2,6インチのEDGE530/540と比べると小さめです。

充電端子・USB-C

充電端子はUSB-Cを採用しています。現在だとUSB-Cポートを採用しているサイコンは当たり前かと思いますが、2021年に発売した製品としては早めにUSB-Cを採用している製品だと思います。

またBolt V2は走行時に充電しながら使用可能です。

表示画面

表示したい項目に関してはカスタマイズで自分の好きな配置にすることができます。

また下記の画像の通り最大9通りの表示項目が可能であり、サイドボタンを使ってビューズームすることができます。

自分にとって最も重要な走行データを拡大表示する事ができ、下記のように上に設定している表示項目が拡大表示されます。

▼右サイドのボタンでズームイン・アウトができる。これは4つ表示の場合

▼右サイドのボタンでズームイン・アウトができる。これは2つ表示の場合

明るく鮮明な2.2インチ(55.88mm)64色カラースクリーン

画面は小さいですが文字などくっきりとして本当に見やすいです。iPhone 3GからRetinaディスプレイ搭載のiPhone 4に変えた時くらいの感動がありました(古い)。

付属のマウント

Bolt v2にははエアロダイナミクスが考えられている一体型アウトフロントマウントが付属します。ただ、自分はRec Mount Plusを使用しているので今のところこちらを使用する予定はないです。

レースとかされている方にはエアロ効果もあるので良いかもしれませんね。

▼付属のエアロマウント

▼横から見た写真①

▼横から見た写真②

あ、あとステムに使用できるマウントも標準付属しております。

wahoo Bolt V2【スクリーンキャプチャー】

隠れ機能と言っていいのでしょうか、Bolt v2は画面の液晶を録画(スクリーンキャプチャー)する事ができます。

やり方は、

▼①Android File Transferというアプリを使用してMacに認識させる

▼②新しいフォルダを作成する

▼③”capture”とフォルダを作成する

この作業が終了したら確か端末を再起動する必要があると思います。

そうすると端末の設定メニューの一番下に”SCREEN RECORD”と表示され画面収録が可能になります。

▼”SCREEN RECORD”と表示されるようになる

▼開始ボタン(真ん中のボタン)を押すと下記のように録画時間が表示される

ちなみに自分はPCがMacなのでBolt v2を接続しても認識せずAndroid File Transferというアプリを使用しましたが、windowsであれば普通に認識するかもしれません。

※どうやらAndroid File Transferのアプリの配布サイトが閉鎖したようです。自分は既にこのアプリをダウンロードしていたから普通に使えましたが・・・・詳しくはこちらの記事を参照して頂ければと思います。

作成されるファイルの容量

1時間画面収録しても100MBもいかない感じです。Bolt v2の容量は16GBあるので、仮に10時間録画してもファイル容量的には問題ないと思います。

ただ、最初の時点で世界のマップが入っていてそれが容量の圧迫になっているので、不必要なエリアの地図は消した方がいいと思います。

▼画面収録の説明

wahoo Bolt V2【微妙だと思ったところ】

ワークアウトのカスタムがBolt v2単体では作成できない

微妙だと思ったことはBolt v2単体でオリジナルワークアウトの作成ができないこと。

オリジナルのワークアウトを使用したい場合はwahoo X、TrainerRoad、トレーニングピークス、Today’s Planなどのサイトと連携して、それらのサイトにあるワークアウト・自分でカスタム作成したワークアウトと同期して行う必要があります。

また、それらのサイトはほぼどれも月額課金しなければ使用できないのでこの点に関しては残念でした。

うーむ、まさかカスタムワークアウトが作成できないなんて・・・・

TrainingPeaksを使用してのカスタムワークアウト

一応自分で作成したカスタムワークアウトはTrainigPeaksを使用する事で行うことができました。自分のYouTube動画で説明しているのでこちらを参考にして頂ければと思います。

TrainigPeaksでカスタムワークアウトを作成

Bolt v2側でTrainigPeaksと同期

作成したワークアウトを行うことができる

簡潔に説明するとこんな感じですが、厄介な事に作成してBolt v2側で行ったワークアウトは数日経ってしまうと消えてしまいます。というのも、Traing Peaksはカレンダーに作成されたワークアウトが同期されて、過ぎ去ったワークアウトはそこで完結してしまいます。

なので9月20日に作成したオリジナルワークアウトを9月21日、9月22日も行う場合、あらかじめカレンダーにその行う予定のワークアウトを組み込んでいる必要があります。

ところが課金してない場合、翌日以降のワークアウトの予定を作ることが出来ないため当日に毎回TrainigPeaks上で行いたいカスタムワークアウトの設定をする必要があります(ただ一度ワークアウトを作成すればドロップ&ドラッグすることができるので特に再度ワークアウトの作成をする必要はない)。

まとめ

画面は小さいですが見たい表示項目をズームアウトする事ができ、文字もくっきりとしてて見やすいです。

ワークアウト作成に関しては残念でしたが画面録画したものをそのままYouTubeの走行動画に使用したりできますし今回入手して良かったなと思います。

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