ICANから軽量カーボンフレーム FLYEEが発売されました。
特徴としては
軽量フレーム(フレーム866〜899g ±20g・フロントフォーク362g)
素材: 東レ T700 & T800 & T1000 カーボン
フル内装
カスタムペイント可能(3色以下が無料とのこと)
BBがT47・ディレイラーハンガーがUHDを採用
との事で価格は定価が192,800円ですが7月1日現在割引されており175,800円で販売しています。
フレーム重量はこの価格ではかなり軽量の部類かと思いましてカラーは3種類から選ぶことができ、カラーのパターンで重量が若干異なります。
一番軽量のカラーでも866g(サイズによって±20g差があり)なので362gのフロントフォークと合わせると合計1228g、今自分が乗っているTCRの重量(フレーム+フォーク)が1400gなので150g以上軽いことになり、個人的にはとても魅力的なフレームかなと思ってます。
今回はICANさんにFLYEEの事について尋ねたところ、自分がブログをしていることを周知しており、良ければFLYEEのことやカスタムペイントに付いてブログを書いてくれませんかと尋ねられたのでありがたく記事を書かして頂く事になりました。
FLYEE
FLYEEの外観
ICANさんからFLYEEの写真をいくつか頂きましたのでこちらに下記に掲載しております。
シルバーブルーのグラデーションカラー
濃紫布色
青紫カメレオンカラー
重量
重量はカラーによって異なり下記のカラーで重さが異なります。
青紫カメレオンカラー サイズ52cm:889+-20g
濃紫布色 サイズ52cm:875+-20g
シルバーブルーのグラデーション サイズ52cm : 866+-20g
カメレオンカラーが一番重量があり(といっても20g増くらいですが)グラデーションカラーが一番軽量になってます。
ただカスタムペイントが3色まで無料との事なので仮に購入するのであれば自分の好みのカラーで注文した方がフレームに愛着が湧くと思います(というか買うのであればほとんどの人がカスタムペイントを選ぶと思いますが・・・)
▼青紫カメレオンカラー
▼濃紫布色
▼シルバーブルーのグラデーションカラー
タイヤクリアランス
25Cから32Cまでのタイヤが装着可能との事です。自分がメインで乗ってるGIANTのTCRと同じであり、フレーム形状もちょっと似てるのでオールラウンダー的なフレームになるのでしょうか。
完全フル内装
FLYEEはヘッドチューブが”1-1/2インチ、1-1/2インチ”を採用していてケーブルがフレームの中を通っている完全フル内装のフレームになります。
注意が必要なのがフレームだけ購入してもヘッドパーツとハンドルが付属しないこと。ただフレーム購入時にICANの完全フル内装用のハンドルを一緒に購入すればハンドルとヘッドパーツが付いてくるとの事です。
また、FLYEEの購入ページには今のところ特に”フレームとハンドルを一緒に購入する”的な項目が選択できないようなので、仮に購入される場合はICANの公式HPからハンドルを別途選ぶ必要があると思います(恐らくそのうちWEBの仕様が変わって一緒に選択できるようになると思いますが・・・・→追記:今後HPの修正を加えるとの事でフレーム単体かフレーム+ハンドルのセットでの購入か選択できるようになるとのこと)
ちなみにFLYEEに適合するハンドルはICANの方にお尋ねしたところ、HB017とHB A40がFLYEEに適合するとの事でした。
※完全フル内装用のハンドルは好みではないので仮にFLYEEを購入した場合はこちらのFSAのヘッドパーツを購入する予定です
BBはT47
ボトムブラケットはT47という規格を採用しているようです。フレームにネジが切ってあるタイプなので圧入するBBよりも個人的には好みであり、仮にFLYEEを購入する場合はTOKENのこちらのBBを購入して取り付ける予定。
ユニバーサルディレイラーハンガー (UDH)
ディレイラーハンガーはユニバーサルディレイラーハンガー (UDH)が採用されてます。
SRAMが提供するハンガーのようで、このUDHが採用されているフレームであれば1個のハンガーでどのフレームでも使える・・・・というとても便利なハンガーのようです。
通常であればフレームやブランドによってディレイラーハンガーの形状が異なり、簡単に入手できないハンガーもあるかと思います(例えば店舗を持たないCANYONや今回記事にしているICANさんなど)。
このUDHを採用しているフレームであれば入手性は比較的簡単になると思うので、仮にハンガーが曲がってしまった時にネットで取り寄せて数日から数週間、ハンガーが届くまで待つ・・・という事がなくなるのでFLYEEにUDHを採用している点は魅力的かなと思います。
乗り味は不明
FLYEEの特徴は超軽量でこの重量でこの価格、そしてトレンドを押さえている最新のフレーム・・・といった感じかとは思いますが、フレームに乗った時の乗り味はまだ情報がないので不明です。
FLYEEは次に購入するフレームの第一候補になっており、個人的にはエンデュランス系の前後にしなりがあって振動吸収性があるフレームだと嬉しいのですが・・・・
カスタムペイント
カスタムペイントは3色以下が無料で上の写真の11パターンから選択でき、ダウンチューブには好みの文字でロゴを入れる事が可能との事です。
こちらのページからカスタムペイントを作成する事ができます。
ただ、恐らくなのですが無料対象となるフレームは限られていて、下記のGraro、Flyee、A9がフレーム購入時に無料でカスタムペイント対応になるかと思います(以前自分が購入したA22なんかは対象外のようですが希望すれば有料でしてくれると思います)。
▼カスタムペイントのページは下記の3つのフレームから選択する仕様
仮に購入するのであればこのカラー
というわけで自分が仮にFLYEEを購入するのであれば下記の写真のような感じでカスタムペイントを作成する予定です。
どこかの空力性の良いロードバイクに似たカラーですがこの組み合わせ、好きなんですよねぇ・・・・
ロゴのフォントは5種類
ダウンチューブには好きなロゴを入れることも可能でフォントは5種類あります。
個人的には好みのフォントがなかったので、デフォルトの”TRIAERO”を入れる予定。
▼好みの文字を入力してロゴを作成できます
▼フォントは下記の5種類から選択可能
▼JosefinSansのフォント
▼DMSerifDisplayのフォント
▼Gochi_Handのフォント
▼DM_Seif_Displayのフォント
▼Creepsteyのフォント
★7/2追記 5種類から選べますと書きましたが”DMSerifDisplayのフォント”と”DM_Seif_Displayのフォント”、恐らく同じなので実質4種類かな・・・・
塗装過程
ICANさんから塗装過程の写真も頂いたのでここに貼っておきます。
以前購入したA22のカラーはロゴなしのマットブラックなのでICANのペイントは見たことないんですよね・・・
▼ICANのフレーム・A22。カラーはマットブラック
FLYEEのフレーム頼んだとしたら楽しみだなぁ。ちなみにカスタムペイントはマットか光沢かも選択できます。
▼ICANの塗装工程の動画
アート塗装と手書き塗装
ICANのフレームはアート塗装と手書き塗装にも対応しているとの事。カスタムペイントは3色以内であれば無料との事ですがアート塗装や手書き塗装は時間と労力がカラーペイントよりもかかると思うので恐らく費用が別途かかると思います。
ICANさんから頂いた写真掲載しておきます。
サイズ選び
ジオメトリは上記の通りであり、自分が購入したいと思ってるのがL(54CM)のサイズ。
上記は最近乗っていたロードバイクの簡易ジオメトリ比較表ですが、この表からすると52cmのFLYEEでも十分乗ることができます。
ただ、ひとまわり大きいロードバイクに乗ったことがないので試してみたのと、最近胃の不調があるのであまり前傾姿勢にならないアップライトのポジションでゆるりと乗りたいと思ってるので希望としてはスタックが569mmある54cmのサイズが良いかなと思っています。
まとめ
というわけでICANの最新モデルの軽量カーボンフレーム・FLYEEの記事でした。
20万位内でフレームとフォークの重量が1250gくらいのロードバイクはちょっと見たことがないのでとても気になっているフレームです。
多分そのうち・・・・買います!笑 それでは。