サイクルコンピューター Bryton Rider 320を購入しました。
主な特徴は
安価で多機能、
長時間バッテリー
防水性高い IPX7
GPS付きでスピードセンサーいらず
あとはケイデンスセンサーさえ購入すれば初めての方には十分なサイクルコンピューターかと思います。
・・・が一つ個人的に良くない点が。
それはアプリの使用感。今までGARMINのランニングウォッチ・ForAthlete 245をサイコン代わりに使用しており、それと比べるとどうしても劣ってしまう感は否めません。
ただ今回Rider 320を購入した理由としては、ライド中にリアルタイムでケイデンス・スピード・心拍数を確認したかったのです。
Rider 320の使用時にはリアルタイムに各数値が快適に確認出来ており、ライド中のデータは常につけているForAthlete 245で取っているので僕はアプリは使用しなくても良いかな〜って感じです。
Bryton Rider 320とは
Brytonは台湾のメーカーでGPS関連の製品を手掛けています。
購入したRider 320はGPSが付いて価格が11,800円(税別)。
本当はGARMINのサイコンが欲しかったところなのですが、Rider 320は機能が多々あり今回はこれで十分かなと結論に至り購入しました。
Bryton Rider 320の主な機能
- 72種類の機能を搭載
- 最大35時間 の長時間駆動
- 2.3 インチ モノクロ液晶ディスプレイ
- スマート通知(通話、メール、SNSなど)
- フルGNSS(測位衛星システム)対応
- BLE smart 5.0 (高速かつ簡単なデータ転送)
- 気圧高度計内蔵Auto Altitude Calibration by GPS
- ANT+/BLE デュアルバンドサポート
- STRAVA , TrainingPeaksと自動同期
- ラップ記録: 最大130ラップ
- 走行ログ記録: 最大300時間
- 心拍ゾーン: 7ゾーン
- 防水性能:IPX7
上記の通り多機能ですが、とりあえず僕はケイデンス・スピード・心拍数が把握できれば今のところいいかなと思ってます。
Rider 320を使う上で良い点を何点かピックアップしますね。
※GNSSとはGlobal Navigation Satellite System (全球測位衛星システム)の略称の事。GPSはアメリカが開発したものであり、GNSSの一つ。てっきりGPS=衛星って思ってました。
ANT+は聞き慣れない言葉かと思いますが、サイクルコンピューターとケイデンスセンサーなど相互に通信させたい時に用いられる通信の規格です。最近ではBluetoothで通信できるようなデバイスが増えてきており、例えばケイデンスセンサーにBluetoothをサポートしているデバイスの場合はiPhoneのサイクリング用のアプリを使ってケイデンスが計測可能です
バッテリー稼働時間が長い
最大35時間という事で仮に長く使用してバッテリーの寿命が減ったとしても、12時間以上の連続ライドで電池切れになる事がなさそうですね!
そもそも1日12時間以上ライドする事ってそれほど頻繁にあるわけではないと思いますし。
▼充電端子はRider 320の裏にシリコンゴムで覆われており、大雨の時でも端末への水の侵入はなさそうです
防水性能 IPX7
IPX7の防水性能は
“30分間水没させても耐えられる性能”
との事なので仮に大雨時のライドでも安心して使えそうです。
スピードセンサー入らず
GPS(GNSS)機能があるのでスピードセンサーがなくても速度を計測する事ができます。
ただ公式HPには加速度計の記載が確認出来なかったのでもしこの機能がついていなければ、加速度計の機能が付いていて僕が現在使用しているGarminのランニングウォッチ・ForAthlete 245よりは速度を正確に計測できない可能性があります。
2ヶ月以上使用した感じ、僕が使用しているForAthlete 245と速度の表示は同じ感じですね
ケイデンス計測
ケイデンスセンサーが必要になりますが、センサーがあればケイデンスを計測する事ができます。
1分間のペダルを回す回数の事。これが分かるとどうなるの?って疑問を持つと思いますが、使用しているギアと目標のケイデンスを設定してペダリングする事によって運動の強度が分かったり、このギアでこのケイデンスだと疲れるな、とか回せないなとかとりあえずサイクリングする上でとても楽しく(辛く)なる指標の事です。
▼Brytonのケイデンスセンサー
▼今度購入予定のケイデンスセンサー
Bluetoothの通信ができるケイデンスセンサーの場合、ライド用のアプリケーションを使えばスマホでケイデンスが確認出来るようです。
上記の製品のような比較的安めのケイデンスセンサーを購入して、スマホをサイクルコンピュータが代わりにできるかどうか今度検証したいと思っております。
心拍数計測
ANT+もしくはBluetooth 対応のハートレートセンサーがあればRider 320で心拍数を計測する事ができます。
GARMINのランニングウォッチ・ForAthlete 245の心拍センサーを転送してRider 320で使用可能
愛用しているForAthlete 245のランニングウォッチの心拍転送モードを利用して、ForAthlete 245で読みっとている心拍数をRider 320に転送して使用する事が可能でした。
転送中はForAthlete 245は記録を取ることが出来ないと思っていたのですが、普通にサイクリングのライドの記録を取って走行距離などを計測する事が可能でした。
▼ForAthlete 245の心拍数のデータをRider 320へリアルタイムで転送可能
Bryton Rider 320を使用した感想
操作感
初めて使用する時は画面が大きいのでタッチパネル式かと思っていたのですがボタン式でした。
最初は操作に戸惑いましたが、使用しているとすぐに慣れます。
GPSの精度
Rider 320はGPS機能が付いているので、スピードセンサーがなくてもスピードが計測可能です。
GPSの精度=スピードの精度
かと個人的に思っているのですが(違ったらすいません)、以前僕が使用していたサイコンのRider 310よりも精度が上がってる気がしました。
画面
画面は白黒の液晶。大きさは2.3インチあり大きめなのでライド中も見やすいです。
ライド中に表示できる項目
最大8個のデータを画面に表示させる事ができます。
僕は”速度・心拍数・ケイデンス”さえ分かれば今のところ十分なので画面は基本3分割表示させてます。
あと個人的には3分割の表示、均等に表示できるようにして欲しかったな・・・
Bryton Rider 320【他のサイクルコンピュータとの比較】
Rider 320を購入する前に検討していたサイコンとしてはGARMINのEdge 130とEdge 530。
Edge 130に関しては2万円くらいでGARMINのサイクルコンピューター・アプリケーションを体験出来るため、Rider 320を購入した後にやはりEdge 130を購入すればよかったかな〜と少し後悔。
ただどうせ2万円出すのであれば値段がやや高いが機能的には十分なEdge 530を購入した方が幸せになれる気がするのでいつかEdge 530を購入したいと思います。
AKI
Bryton Rider 320【アクセサリ】
Briton Ridder 320には最初から付属品としてステムやハンドルにつける事ができるマウントが付いていますが、僕はあらかじめLIXIDAのアウトフロントブラケットを購入しました。
こちらのブラケットには下にGo Proマウントがあり、僕は下記の写真のように愛用しているライト・Orlight RN400を付けています。
▼箱の中身:本体、ケーブル(USB-MicroB)、付属のマウント、説明書
Rider 320 【アプリ】
Brytonのアプリを使用して走行中のデータを取ることができます。
僕はサイコンとは別にGARMINのウォッチを付けて記録をとっている為あまり使用していませんが、特にこだわりがなければこちらのアプリでも初めての方であれば十分かと思います。
ただGARMINのアプリを長く使用してきた僕からするとやや使いづらい・・・・・
アプリの画面の一部の写真
▼僕のYOUTUBEでのレビュー動画
まとめ
Bryton Rider 320は初めての方が使うのには安価で機能的にも十分な製品ではないかと思います。
僕は現時点でサイコンは持っておらずGARMINのランニングウォッチしかなかった為、速度・心拍数・ケイデンスがリアルタイムに見れるモニター代わりに購入しましたが大変満足しております。
それでは今回はこの辺で。Have a Good Ride!!!