リアディレイラーの変速が不調だったのですがディレイラーのケージの曲がりを疑って新品に交換したところ変速が治りました。
通常変速がおかしい場合は
ディレイラーハンガーが曲がっている
ワイヤーの張り具合が良くない
自分の変速調整が悪い
フリーボディーにきちんとスプロケットが入っていない
などあると思うのですが今回は恐らくどれも当てはまっていないと思いケージ交換を試してみました。
RDのケージ交換
使用しているリアディレイラー(RD)はTiagraのGS(ロングケージ)。
RD自体が曲がっているのではないかと思い最初はRD本体ごと交換しようと思っていたのですが、よくよく考えるとRD本体はかなり固く、曲がるとすればケージなのかなと思いケージをAmazonで取り寄せました。
▼ケージの左プレート
▼ケージの右プレート
ケージは左プレート・右プレートが合わさって出来ているようでしてTiagraのプレートは2つ合わせて1100円くらい。
これくらいの価格であれば試してみる価値はあるかなと思い買ってみました。
▼TiagraのRDなのでそれほど高くはないですがとりあえずケージ交換で治るか試す事に
シマノ(SHIMANO) リアディレイラー(ROAD) RD-4700-GS 10S ロングゲージ IRD4700GS TIAGRA(ティアグラ)
変速不調の症状
具体的な変速不調の症状は、トップから2速目に合わせてペダリングするとチェーンが隣のスプロケット干渉しているようでチャリチャリ音がします。
また、チェーンを後ろに回すとチェーンがロー側に勝手に移動してしまいます。
他のギアに入っている時は快適に変速・ペダリングする事が出来るのですが2速目がそのような状態であり、かつ頻繁に使用するギアである為どうにかしたいと思っておりました。
▼変速不調の症状
特にケージが曲がっているかは目視では分からなかった
RDからケージを取り外して曲がっていないか新しいプレートと古いプレートを比べてみましたが自分では曲がっているかどうか分かりませんでした・・・・
▼左が古いプレート、右が新しいプレート
▼左が古いプレート、右が新しいプレート
▼左が古いプレート、右が新しいプレート
プーリーは特に消耗していないようだった
プーリーも特に歯が欠けていたり消耗していたりしてないようでまだまだ使えそうでした。
右プレートの取り付けが案外時間かかった
プレートの取り付けには時間はかかりましたがシマノのマニュアル(TiagraのRDのプレートの取り付けは28ページに記載あり)を見ながら行えばきちんと取付する事が出来ました。
はめ方にはややコツがいりますが自分は最初に右プレートの取り付けをしてその後に左プレートを付けました(マニュアルでは右・左プレートを合わせてからRD側に付けてます)。
▼新しいケージをつけたRD
RDをフレームに取り付ける
外ししたRDをフレームに取り付けます。
取り付け時点でトップのスプロケットとRDのプリーの位置がかなりずれており、プーリーはフレームエンド側によってました。
恐らく古いケージの方はトップのスプロケットの真下に来ていたと思うのでケージがホイール側に曲がっていたのではないかと思います。
▼プーリーをトップのスプロケットの真下に合わせているところ
変速不調が治った!
ワイヤーを張り終えて変速の調整をし、チェーンを後ろに回しても先ほどの症状は起きませんでした。
実際に自転車に乗って2速目に入れてトルクをかけながらペダリングしても、特にチェーンとスプロケットが干渉してチャリチャリしている音は聞こえず快適にペダリングする事が出来ました。
まとめ
というわけで今回はケージ交換する事でRDの変速不調が治った!というお話しでした。
ディレイラーハンガーの曲がりがなく、変速もしっかり決めているつもりでも変速がうまくいかない・・・・という場合はRD本体やケージに原因があるかもしれない・・・・という事を今回の件で学ぶ事が出来ました。
また、比較的安いケージを取り寄せるだけでディレイラー本体を買わずに済んだのも良かったと思います。
それでは!!