油圧式ブレーキのエア抜き・オイル交換

油圧ロードバイクを購入してから1年以上が経ちます。

油圧のオイル関係のメンテナンスとしては

エア抜き➡︎ブレーキの効きが悪くなったりレバーの引きが悪くなった場合に行う

 

オイル交換➡︎オイルの交換時期が来たら行う

主に上記の2つがあると思います。

最近ICANのA22というロードバイクを機械式から油圧式へ変更して、油圧のメンテナスを一通り経験したので今回はその体験を元に記事を書きたいと思います。

メンテナンスに必要なもの

エア抜き・オイル交換時に実際購入したのは上記の製品です。

シマノ ブリーディングシンプルキット TL-BT03Sとファンネルアダプター

2022年6月4日の時点でTL-BT03SのキットはAmazonでは在庫切れなのですが下記の製品を購入すればエア抜き・オイル交換出来き、ファンネルアダプターも購入する必要はないようです。

▼TL-BRプロフェッショナルディスクブレーキブリードキット

シマノ TLBRディスクブレーキブリートキット 中

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というかこのキット、僕が購入したL-BT03Sのキットに入っていた製品がグレードアップしているので自分もこっち買えばよかったな・・・

僕が購入したTL-BT03Sのキットの場合は別途ファンネルアダプターを購入する必要があります。

その点TLBRブリードキットに入っているじょうご(型番:TL-BR003)がファンネルアダプターの役割も兼ねている為別途購入する必要はありません。

またオイルを注入する時に使用するブリーディング用注射器(型番:TL-BR001)も自分が購入したキットに入ってたものよりも新しくなっており使いやすくなっているようです。

▼単品で購入するとブリーディング用注射器はこの価格なのでキットを購入した方がお得なようですね

シマノ TL-BR001 注射器ユニット 中

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シマノ(SHIMANO) ディスクブレーキ用ミネラルオイル KSMDBOILO 1L

オイル交換時に必要なオイルでエア抜きの時も必要になります。

100ml・500ml・1Lと販売しているようなのですが1L購入しておけば数回エア抜き・オイル交換が可能かと思います。

価格もそれほど変わらない為どうせなら1Lを購入した方が良いかと思います。

BLEEDINGスペーサ

SHIMANO BR-RS505 BLEEDINGスペーサ Y8N219000

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エア抜き・オイル交換時にレバーを握る必要があり、その時にピストンが出てくるのを防ぐために必要になります。

油圧のディスクロードを購入した時に付属してくるスペーサーで良いのではないかなとも思ったのですがあのスペーサーは輪行時に使用する製品であり油圧のメンテナンスをするのであれば上記の製品が必要です。

SK11 コンビネーションレンチ 8mm SMS-8

オイルホースをSTI・キャリパーブレーキと接続する時に必要になります。細めのレンチであればボルトがなめそうなのである程度厚みのあるレンチを使用した方が良いかと思います。

SK11 メガネレンチ 6mm×7mm SMW-0607

SK11 メガネレンチ 6mm×7mm SMW-0607

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ブリーディングボルトの開け閉めを行う時に必要なメガネレンチ。通常のレンチでも作業は出来るがある程度トルクをかけて閉めたい場合はメガネレンチの方が作業しやすいです。

TEKTRO(テクトロ) HOSE CUTTER Ф5.0~5.5 BR-TK-M039

TEKTRO(テクトロ) HOSE CUTTER Ф5.0~5.5 BR-TK-M039

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ブレーキホースをカットするために購入しました。

キャリパーブレーキ・STIにホースを接続する時にはホースの先端にオリーブという製品を圧入する必要があるのですが、こちらの製品はオリーブを圧入する事もできます。

実際今回の作業ではこのホースカッターを使ってホースのカットとオリーブの圧入を無事行う事ができました。

SM-BH90-JK-SS

1000mmと1700mmのブレーキホースを購入しました。

今回ホースを通すロードバイクにリア用のブレーキホースの長さが1700mmで足りるのかなと不安はありましたが余分にホースが余るくらいでした(というのも2000mmの長さのホースも販売していた為)。

余程大きいフレームでない限りリアのホースの長さは1700mmで良いかと思います。

SM-BH90-JK-SSにはオリーブとコネクターインサートが付属されている

ブレーキホース単品で購入された場合はSTI/キャリパーブレーキにホースを接続する時に必要なオリーブとコネクターインサートが必要です。

ただSM-BH90-JK-SSにはそれらが付属されるので別途購入する必要はありません。

▼オリーブ・コネクターインサート

油圧式ブレーキ導入の作業

▼ICAN A22

今回は持っているバイクICAN A22というロードバイクを機械式から油圧式ブレーキへ変更しました。

使用するコンポはkhodaa bloomのFARNA DISC Tiagraについていたコンポを外して使用することにしました。

油圧のパーツは高いですからね・・・・

MEMO
こちらがシマノのマニュアル。全く知識がない状態からだと少し大変ですが、時間さえかければこのマニュアル通り行えば油圧のメンテナンスは可能なのかなと今回実際に行って思いました。

コンポ取り外し

取り外し作業は至って簡単で、オイルを抜いてからSTI・キャリパーブレーキを取り外すといった感じ。

▼出てきたオイル。かなり少なくてびっくり

STIとオイルホースが接続されているコネクティングボルトを外す際は8mmのレンチが、オイルを抜く際はキャリパーブレーキにあるブリードニップルという箇所を7mmのレンチで開けて行います。

オイルの入れ方はWEBで調べれるんですけれども抜き方があまり載って無いんですよね・・・・

実際作業してみるとオイルが写真の袋に全然流れ出てこなかったのでブレーキレバーを引きながらオイルを写真の袋に移動させました。またこの時はキャリパー内にスペーサーをつけて行いました。

STI/キャリパーブレーキ取り付け

取り外したSTI・キャリアーブレーキをフレームに取り付けます。

これは至ってシンプルな作業ですね。

ホースの長さを決めてSTI/キャリパーブレーキに取り付ける

肝心なのがブレーキホースの長さ。これが短くなってしまうとキャリパブレーキorSTI側に接続する事ができなくなります。

また今回は、フル内装のハンドルを使った為ホースの長さは慎重に行わなければなりませんでした。

なので失敗したら嫌だったのでできる限り長めにホースを取りました。

ホースカット

今回は2000円程で購入してみたTEKTROのホースカッターを使いましたが個人的には大満足。きちんと真っ直ぐ平行に切ることができました。

ホースは案外柔らかい事が分かったので実際はカッターでも十分そう・・・

コネクターインサート圧入

STI/キャリパーブレーキにホースを接続する前にコネクターインサートをホースに圧入してコネクティングボルトとオリーブをホースにセッティングしなければなりません。

▼ホースの左先端にコネクタインサートが圧入されていてオリーブ・コネクティングボルトの順番に並んでいる状態

▼TEKTROのホースカッターでコネクターインサートを圧入しているところ

TEKTROのホースカッターはコネクターインサートの圧入作業も可能です。全く問題なく無事ホースに圧入する事が出来ました。

▼ホースに圧入されたコネクターインサート

STI側にホースを取り付け

コネクティングボルトを8mmのレンチで締めてきます。ちなみに締め付けトルクは5-6Nmとの事。

ボルトは手である程度のところまで入れることができて、その方が斜めにボルトを入れずにすんで確実との事なので僕もそのように行いました。

キャリパー側にホースを取り付け

ここもコネクティングボルトを8mmのスパナで締めていきます。トルクは5-7Nmのようです。

 オリーブ・ボルトにはグリスを塗る

ホースを接続する前にオリーブとコネクティングボルトにグリスを塗るとのことでした。

オイルを注入

ブリーディングキットの注射器・ホース・じょうごを使ってオイルを入れていきます。

▼じょうご

オイル注入の作業は今回初めて行ったのですが、何回行っても汚れたオイルがじょうご側に出てきました。

▼オイル注入作業中

▼このように黒く濁ったオイルが何回行っても出てくる

最初は何故だろうと思っていたのですが、恐らくキャリパーブレーキのピストンにかなり汚れがあったのではないかなと思います。

ピストンを出して綿棒で清掃をしたらそれほど汚れたオイルが出てこなくなった為、その時点でオイルの注入を完了しました。

▼汚れがなく綺麗なオイルが出てくるようになりました

エア抜き

オイルを注入した後にエア抜き作業が必要になります。

上記の写真は以前にブレーキが効きづらくなり引きがスカスカになった状態の写真。

今回オイルを注入しても同じような症状が起きたのでエア抜き作業を実施しました。

方法としては下の写真のようにじょうごをセットしオイルを入れ、オイルから気泡がなくなるまでレバーを引き続けます。

▼レバーを引いているところ

▼右側のじょうごにあるオイルから気泡が出てきている状態

この作業をオイルから気泡が出なくなるまで行います。

またレバーを引く作業時はハンドルの角度を変えながら行いながら行いました。

▼ハンドルの角度を変えながらブレーキレバーを引いているところ

ブレーキの引きが硬くなり気泡が出なくなってきたら作業終了になります。

作業時にはメンテナンススタンドあると作業が行いやすい

上記の製品は僕が以前に購入したメンテナススタンドです。

このような製品であれば車体を固定してハンドルの位置を自由に変更する事が出来ます。

フレームセットから組む方や油圧のメンテナンスをするのであれば重宝するアイテムかと思います。

まとめ

エア抜きやオイル交換をする前は全く知識がなく本当に自分でできるのか&ややめんどくさい感がありましたが、実際行ってみると意外にシンプルでした。

また、一度経験しておけば次回やり方を忘れたとしても以前に作業を行って成功しているので作業工程を復習さえすればすんなり出来るかと思います。

メンテナンスに必要な工具と作業工程を確認する時間は必要ですが、やれない事もないと思うのでもし自分自身で作業を行いたい方はお店で頼まずトライしてみるのも良いかもしれません。

それでは!!

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