ロードバイクのメンテナンス【初心者が最低限出来た方が良い事編】

※記事内に広告を含みます。

今回はロードバイクのメンテナンスで最低限自分で出来るようにした方が良いと思うことを紹介したいと思います。

項目としては

チェーン清掃

タイヤ・チューブ交換

ブレーキシューの清掃・交換

こんな感じかなと思います。

これらが出来ればあとはシフト・ブレーキケーブルが交換必要になった時に自転車ショップに行ってケーブル交換を依頼すれば個人的にはあまり他にメンテナンスするところはないかなと思います。

チェーン清掃

チェーン清掃の簡単な流れは

①チェーンをケミカル液やタオルを使って綺麗にする

②清掃したチェーンが乾いたらチェーンルブを塗る

こんな感じかと思います。

チェーン清掃の頻度はつけるチェーンルブにもよりますが400km〜500kmを目安に僕は行っております。

チェーン清掃用のケミカル

自分が使用したことがあるチェーンクリーナーは上記の製品。

最初は高いワコーズのを使用していましたが、価格が高めなのでロードバイクに乗り始めて3年以上経った今では安いパーツクリーナーで良いんじゃないのかなと思ってます。

ただワコーズのチェーンクリーナーはブラシが付属してきてお得感があり、高いだけあって性能はとても良いと思います。

AZのチェーンクリーナーは・・・・あ、こっちもブラシが付いてきますね。価格も安くて人気のあるブランドなのでワコーズが高いと思う方には良いのではないのでしょうか。

最後にクリンビューTP パーツクリーナー

これは近くのホームセンターに300円くらいで販売されていたので購入してみましたが、容量も多くチェーン清掃以外にも使用可能なパーツクリーナーなので安いのでも良いと思う方はこれで良いのではないかなと思います。

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中性洗剤だけで良いのではないだろうか

チェーンクリーナーがない時は中性洗剤とタオルなどを使っての掃除を行っていました。

果たして150円以下で買えそうな中性洗剤でチェーン清掃しても良いのだろうかと思われるかもしれませんが、そもそもシマノさんの公式HPには、

チェーンリングを中性洗剤で定期的に洗浄する必要があります。また、チェーンを中性洗剤で洗浄して潤滑することが、チェーンリングとチェーンの長寿命化にとっての効果的な手段となります。”

との記載があります。

というわけでチェーン清掃で安く済ませたい方は中性洗剤を使って掃除するのが一番コストがかからず手っ取り早いかもしれませんね(チェーンクリーナーやパーツクリーナーとかの缶、高くて置き場所に困るんだよな)。

一番悪いのはチェーン掃除をしない&注油しないこと

性能が良いチェーンルブでもそうそう長く持たないので定期的に注油しなければオイルがなくなってチェーンとギアの摩耗が大きくなる・・・でしょう。

なのでチェーン清掃&注油のメンテナンスは定期的に行う癖をつけた方が良いかと思います。

クロスバイク乗ってる方でよく錆びてるチェーンで乗っている方を見かけますが、チェーン掃除&注油すればかなり乗りやすくなるかと思います。

チェーンルブ

自分が主に使用していたのは上記のチェーンルブ。

ワコーズのチェーンルブはペダリングが軽くなって異物の付着がしにくくそこまでチェーンが汚れなかった印象があります。

とてもお勧めできるチェーンルブですが難点は価格が高くて頻繁に乗られる方だと案外すぐ使い切ってしまいます。

AZのBlcS-004は安くて長持ちしますがチェーンが黒くなりやすいのでチェーン掃除時に少々手間がかかります。

また、チェーン清掃後に注油したら一時的に爽快感を感じる事ができますが、しばらく乗ってるとゴミなどがチェーンに付着してペダリングが重くなってきます。

チェーン掃除後の注油

チェーン掃除をした後の注油は、基本的にはチェーンに付いている水が乾くまで待ってから注油する必要があります。

ただ、水置換性(みずちかんせい)のあるチェーンルブなんかはチェーンが乾くまで待つ必要なく掃除後にそのまま注油する事ができます。

ワイズロードさんのこちらの記事に分かりやすく書かれているので参考にして頂ければと思います。

ちなみにワコーズ CHL チェーンルブは高いだけあって水置換性があるので、チェーン掃除後に乾くのを待たずにそのまま注油する事ができます。

タイヤ・チューブ交換

タイヤとチューブの交換はロードバイクに乗られる方には覚えるのが必須かなと思います。

というのもタイヤ・チューブ交換が出来ずにある程度遠いところにサイクリングしに行った時にパンクしてしまうと、帰ってくる事ができなくなってしまうからです。

それほど頻繁にパンクはするものではないと思いますが、運が悪ければ走行時にガラス片などを踏んでしまいパンクしてしまうこともあるのでやはり覚えておきたいメンテナンスの一つかと思います。

常に携帯しておくもの

予備のタイヤチューブ

タイヤレバー

交換時のグローブ(あったらbetter)

上記のものがあればタイヤ・チューブ交換をする事が可能です。

ロードバイクに乗っている方であれば常にサドルバッグツール缶の中に入っているアイテムかと思います。

MEMO

パンク修理キットを以前持ち歩いており、パンクした時はキットを使ってその場でチューブを直してました。が、自分はどうもパンク修理が苦手なようで、パンクしたらチューブ交換をした方が効率が良いと気づいたので今はパンク修理用のアイテムは持ちあるいていません。

ちなみにチューブはwiggleのこちらのチューブが安くて軽く、使用した限りパンクの発生率は高くないので個人的にはお勧めです(18-25C用ですが)。

タイヤレバーはSCHWALBE(シュワルベ) のタイヤレバーを愛用しております。

タイヤに異物が刺さったらもう使えないのではないのか・・・・

以前に、”タイヤパンクしたら穴空いたって事だからチューブ交換しても結局またパンクするのではないのか“と疑問に思っていました。

で今自分がどう思っているかというと、

大きな穴が空いてなくてほんの小さな穴が空いてのパンクであればタイヤの異物を取り除いてチューブ交換すればタイヤの寿命が尽きるまで使える

という結論に達しました。

パンクした時は大抵ガラス片などが刺さってほんの小さな穴が空いて貫通した場合が多く、この場合だとパンクした箇所にまだ異物がある場合は取り除いてあとはチューブ交換すれば普通に使えます。

仮に大きな穴が空いてしまった時はタイヤブートというアイテムがあり、これを一時的にタイヤの内部から貼ってチューブを入れれば使えるようです(一時的の処理なので帰宅後はタイヤ交換が必要みたいですが)。

一応自分も常に持ち歩いていますが、そうそう大きな穴が空くパンクをした事がないのでまだ一度も使用した事がありません。

タイヤ・チューブ交換の仕方

GCN JAPANさんが超絶分かりやすい動画を上げているので特にここでは説明はしませんが、初めて行う時は分からない事だらけかと思います。

僕も最初の頃は苦手で時間がかかってしまいあまり行いたくない作業だったのですが、何回もパンクして交換して・・・・と回数を重ねていくうちに得に問題なく作業ができるようになりました。

パンクした時以外にもホイール交換時や新しいタイヤに交換した時は必然的にタイヤ・チューブの交換作業が必要になるのでやはり覚えておきたいメンテナンスかと思います。

ブレーキシューの清掃・交換

リムブレーキの場合はブレーキシューが汚れているとリムにも汚れが移りブレーキ性能が落ちます。

ディスクブレーキの場合はパッドが汚れてるとローターにもその汚れが移りこちらもブレーキ性能が落ちると思いますので、時間が確保できる場合は、一度にブレーキシューとリムの掃除 or ブレーキパッドとローターの掃除をされた方が良いかと思います。

リムブレーキの場合

ブレーキシューの掃除はシューをブレーキから取り外すのは面倒なので、ホイールを取り除くと簡単にシューに掃除する事ができます。

ここに濡れたタオルなどで汚れがつかなくなるまで拭くくらいで十分かと思います。

またシューの隙間に異物が入りやすいので先の尖ったものがあると簡単に取り除く事ができます。

ホイールのリムの掃除に関してはホーザン(HOZAN)のラバー砥石があると便利・・・・というかこれがないと着いた黒い汚れはなかなか取れないと思います。

また、ラバー砥石を挟む同じくHOZANから出ている専用ホルダーがあるとかなり掃除しやすいので一緒に購入する事をお勧めします(単体で行うよりもかなり楽になります)。

ホーザン(HOZAN) ラバー砥石 粒度:#120 K-141

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ディスクブレーキの場合

自分はパッドの清掃には重曹を使って擦り洗いし、ディスクローターは中性洗剤+激落ちくんで掃除してます。

ローターは汚れが付いているか分かりづらいのですが、激落ちくんを使うと汚れが取れていれば激落ちくんの白い部分に黒い汚れがつかなくなります。

▼黒い汚れがつかなくなったらOK

▼パッドは重曹で擦り洗い

ちなみにブレーキパッドを固定している軸はこちらのパッド軸に変更しました。

最初に付いてた軸はマイナスドライバーが必要なタイプだったんですがこのパッド軸はアーレンキーで取り外し可能なので、作業時の取り付け・取り外しがアーレンキーのみで行えるので便利です。

まとめ

というわけで今回は最低限自分で行った方が良いメンテナンスを紹介しました。ショップにお願いすれば作業代を払えば行ってくれますが、比較的自分で出来そうなメンテナンスなので(タイヤ・チューブ交換はやや難易度が高いですが)ロードバイク初心者の方は是非挑戦してみてください!

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