ロードバイクをシングルギア化にしてみた

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ディスクロードを乗るようになってからあまり使用していないTREK Emonda ALR5のフレームを使ってシングルギア化にしてみました。

作業も終わり現在乗れる状態になっているのですが走行した感想としては

めっちゃシンプル

ギア比2.5だけど重量が軽いので発進も問題なし

ピスト欲しくなった

といった感じです。

シングルギア化

購入した製品

今回シングルギア化するにあたり必要になったのは上記の製品。

ロード・クロスバイクをシングルギア化されたい方であればこれらで気軽(でもないかな?)に変更できるかと思います。

ミッシングリンクはあった方が便利

チェーンの長さを決めるときに気軽につけたり外す事ができて作業が快適でした。

というかチェーンをピンで止める場合は失敗が許されないので、ピンでとめる場合はミッシングリンクを併用して長さを決めてからとめた方が安心かなと思います。

6/7/8速用のチェーンを購入

▼重量は330gでした

使用したチェーンはシマノのHG40。6/7/8速用に使用可能なチェーン。

調べた感じクラリスから上のグレードのチェーンのピッチはどれも同じようなのでシングルギア化で薄歯のスプロケ(コグ?)を使う場合はどのグレードでも使用できるのかな思ってます。

またHG40は他のグレードのチェーンと比べても格安で入手しやすいのでガンガン使えます。

ブレーキケーブルはニッセンケーブル

アウター・インナーケーブルともに今回はニッセンケーブルをチョイスしました。

▼アウターケーブルがかなり滑らかで驚きました。

シングルギア化した後に追加購入したもの

Tektroのブレーキ

TEKTRO(テクトロ) RL340 POLISH BR-TK-031

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シングルギア化した後に追加購入しました。

最初は左がシマノのBL-R600というブレーキ、右のブレーキが知人から譲ってもらったブレーキを使用しておりました。

右のブレーキの効きが微妙でかつルックスもアンバランスであった為TEKTROのブレーキを買いました。

▼シマノ BL-R600

▼知人から譲ってもらったブレーキ。効きはまあまあですがシマノやTEKTROほどではありません

▼高級感のあるTEKTROの箱

▼外観はこんな感じ

▼シマノのブレーキよりもやや大きめ

▼重量は両方とも159gでした

シマノのブレーキ

BL-R600はメルカリで購入しました。ブレーキの効きも大変満足いくものだったので本来であればこのブレーキを使いたかったのですがネットではどうやら購入するのが難しそう・・・・

というわけで現在買えるであろう同じくシマノのブレーキ・BL-R400の購入を考えていたのですが、価格が今回購入したTEKTROのブレーキよりも若干高かったので諦めてTEKTROを購入することにしました。

シマノのシングルギア

16Tのシマノのシングルギアを購入しました。

というのもミスターコントロールのシングルスピードセットに付属しているコグはAmazonのレビューを見る限り歯が薄いようです。

歯が薄いことによりフリーボディへのダメージを与えてしまう可能性があるとの事だった為、シマノのシングルギアを購入しました。

そもそもロード用のフリーボディーに適合するのかな?と疑問に思ってましたがきちんとフリーボディに適合し、実際そのシングルギアでトルクをかけてペダリングしても全く問題なく乗れております。

▼左がミスターコントロールのギア・右がシマノ

▼左がミスターコントロールのギア・右がシマノ

写真を拡大して頂くとやはりシマノのギアの方が厚さがあるのがお分かり頂けるかと思います。

ナローワイドのチェーンリングは必須かと思う

シングルギア化するにあたり、クランクについているチェーンリングがナローワイドのものである必要があるかと思います。

通常のチェーンリングでのフロントシングル化(今回の場合はシングルギア化ですが)をする場合、走行中にチェーンが外れる可能性があります。

その点ナローワイドのチェーンリングだとチェーンとチェーンリングがしっかり噛んで外れにくくなります。

シマノの4アームのロードクランクでPCDが110mmの場合、下記の製品であれば5000〜6000円で買える感じです。

僕はこちらのチェーンリングをTiagra 4700・105(R7000)クランクで使用していますが、チェーン落ちした事などはほとんどなく現在でも快適に使用できております。

シングルギア化実際の作業

①ロードバイクからスプロケット・リアディレイラーを取り外す

②ミスターコントロールのシングルギアセットをフリーボディに入れる

③チェーンテンショナーをリアディレイラーがあったところに取り付ける

④チェーンをつける

⑤チェーンラインを整える

作業的には上記の通りでとてもシンプルでした。

ミスターコントロールのシングルギアセットをホイールに取り付け

上の写真が今回購入したミスターコントロールのシングルギアセット。スペーサーと16Tのギアが入ってます。

▼スペーサーは28gでした

▼16Tのギアも28g

▼フリーボディにスペーサーを入れてるところ

▼こちらはギア

▼スペーサーは1枚余ったのですがこのように隙間ができてしまった

上記の隙間ですが105のスプロケットをフリーボディに入れる時に必要な下の写真のスペーサーを1枚入れたらギアとスペーサーに隙間なく取り付ける事ができました。

▼105のスプロケットに付属しているスペーサー

▼スペーサーを入れた状態

ロックリング

付属しているロックリングですがAmazonのレビューを参考にシマノのロックリングに変更しました。

というのも製品の質的にロックリングがなめてしまう可能性がありそうだったので無難にシマノさんのロックリングを使いました。

▼右が105のスプロケットのロックリング

チェーンテンショナー

チェーンテンショナーはリアディレイラーを取り付ける容量で行えば普通に取り付け可能です。

またこちらの製品には特に説明書はありませんでした。

▼RDがあった場所に下記のように取り付ける。アーレンキーで締めるだけ

チェーンを取り付けてギアとテンショナーのプーリーのラインを整える

大体のチェーンの長さを決めてフリーボディについているギアとテンショナーのプーリーの位置を調整します。

下の写真のアーレンキーを回しているところのボルトを緩めるとプーリーの位置を調整できます。

▼プーリーの位置をギアの真下に合わせているところ。やや強く押し込んだり引いたりする必要がありました

チェーンテンショナーのテンション

上のチェーンテンショナーの状態は一番最初に作業を行った状態。ギアとプーリーの位置がきちんと合っていて、チェーンを繋げた後にクランクを回すときちんと問題なく回ったので実走しに行ったのですが・・・・

チェーンとギアが空回りして全く乗れない状態でした。

その後にチェーンが最短になるようにセッティングしたら問題なく乗ることができるようになりました。

▼現在のチェーンテンショナーの位置

上の状態が現在のテンショナーの位置です。

最初の状態だと全然チェーンのテンションが足りていなかったようです。

プーリー交換

左が購入したチェーンテンショナーについていたプーリー。

家にTiagraのRDについていたプーリーが余っていたのでそれに変更しました。

というのもペダリング時にやたら音がうるさいんですよね・・・・まあ交換しても特にプーリーが原因ではありませんでした。

▼ここのボルトを緩めると簡単にプーリーの交換ができました

▼回転はやはりシマノのプーリーの方が良さげでした

シングルギア化完成

シングルギア化の作業が完了して自転車の重量を計測してみたところ約7.1キロ。

元から使用したフレームがそこそこ軽量であることとシングルギア化することによってRDやSTIなど必要なくなった事もあり、満足した結果になりました。

使用したフレーム

TREKの2019年モデル Emonda ALR5のフレームを使用しました。

▼フレーム・フロントフォーク・ステム・ハンドル・キャリパーブレーキ前後がついて下記の重量

ギア比

フロントのチェーンリングが40T、リアのギアが16Tなのでギア比は2.5になります。

入門用のピストを買うとギア比が2.8あたりであるようなのでちょっと軽いかなと思いましたが実際乗ってみると街乗りにはちょうど良いギア比かなと思いました。

ギア比2.8あたりでどのような走りになるか試したいのでそのうち14Tあたりのギアを買って試したいと思っております。

まとめ

以前からロードバイクのシングルギア化は試してみたかったので今回作業して無事に問題なく乗れて大満足です。

実際に乗って感じたことは、変速という概念がなくなりスピードを上げるにはケイデンスを上げるしかないというシンプルさがとても良いということ。

というわけでピストが欲しくなりました・・・

おしまい。

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