MageneのT100というトレーナーを使用してトレーニングしておりますが
自動負荷調整機能がないスマートトレーナーなので安い(3万円〜4万円)
パワー計測可能(電力確度±3%:)
ノイズレベルが60dBの中程度の騒音レベル
といった機能を持っており、トレーニングするだけであれば十分使えて入手した満足度高めです。
というわけで今回はトレーナーを使用した感想を述べたいと思います。
Magene T100
現在はT100はAmazonでは購入できず、代わりにT110というT100のアップデートされた製品が購入できます。
ただT110を購入するのであれば少し値段は上がりますがT200というスマートトレーナーを購入した方が幸せになれると思います。
★T110のスペック
600Wまで計測可能
価格 52000円くらい
重量9,7kg
騒音レベル56dB未満
勾配 6%
電力精度 5%
電源供給:ケーブル
★T200のスペック
1800Wまで計測可能
価格 68000円くらい
重量13,6kg
騒音レベル56dB未満
電力精度 2,5%
15%の模擬勾配をサポート
電源供給:ケーブル
※2024年9月時点のAmazon価格
ちなみにT100と似たような製品がWINSPACEからKINETIC キネティックRSパワーバイクトレーナーという製品が発売されています。
T100の電源が電池式であり、KINETIC RSも同じ電池式でカラーは違えど見た目そっくりスペック同じっぽい・・・という事でほぼ同じなのではないのかなと思ってます。
価格も4万円以内で購入出来るので安いパワー計測可能なトレーナーを探されている方には良いのではないのでしょうか。
外でのライドと違って周囲環境を気にする必要なし
自分はそれほどライドには行かない・・・・というか東京の23区内に住んでいるので郊外に出るのに結構時間かかるんですよね。
荒川サイクリングロードは近くにありますが、散歩などしている歩行者もたくさんいるので思いっきりスピード出せませんし・・・近くにヒルクライムできる山とパワーメーターさえあればそこでトレーニングが完結してしまうのですがそんな山は近くにありませんしね。
という事で外での走行時に車や他の自転車、歩行者、事故の事を一切気にせずにできるインドアサイクリングは最高かと思います。
部屋で行えば音楽を聴いたりモニター画面で好きな映像を映してトレーニングなどできますしね。
あ、でも集合住宅で住まれている方であれば防音対策は必要かと思うのでそこは注意が必要です。
パワー計測可能
過去に4iiiiやMageneのパワーメーターを持っていましたがレースに出るわけでもないし頻繁にロングライド・ヒルクライムに行くわけでもない僕にとってはまだパワメは必要ないなと思い、手放してしまいました。
ただトレーニングをすること自体は好きですし、何よりパワーが分かりFTPなど計測してみると自分がいかにスペックが低いかという現実を知ることができます。
ということで走行時のパワー計測は今のところ必要ないけれどもパワー数値を指標としたトレーニングをしたいという方にはパワー計測可能なトレーナー、良いと思います。
ケイデンスセンサーは必要
ケイデンスはT100では計測できないので別途用意する必要があり、トレーニングするにはおそらく必須な指標数値かと思います。
安いのでよければ2000円くらいで購入できますので持っていない方でトレーナーでトレーニングする予定の方は購入された方が良いかと思います。
COOSPO BK9C ケイデンスセンサー 自転車センサー ANT+&Bluetooth5.0ワイヤレス IP67防水 300時間持続 サイ…
心拍計センサーもあった方が良い
自分が使用しているのはCYCPLUSのH1という腕に使用する心拍計ですがこのモデル、おそらく今のところAmazonで取扱がないようです。充電が30分で満タンになり110時間使用でき、心拍計の精度も問題ないので気に入ってます。
Aliexpressで購入可能ですが、Amazonだとcoospoの心拍計が人気のようですね。
COOSPO HW9 心拍計 アームバンド 光学式 心拍センサー ANT+&Bluetooth5.0 ハートレートセンサー 心拍数測定…
自動負荷調整はなし
スマートトレーナーではないので自動負荷調整はありません。自動負荷調整機能がついたスマートトレーナーは一度も使ったことありませんが、シンプルなトレーニングだけされたい方にはパワーだけ計測可能なトレーナーで十分かと思います。
★トレーニングの例
→FTP200・最大心拍数180くらいの自分が行なっているトレーニング
ZONE2トレーニング(心拍数110〜135くらいの範囲で60分〜90分)
SST(FTP190-200くらいのパワーで10分 4本くらい)
インターバルトレーニングー 250wくらいの強度で3分〜5分を3〜5セット
上記のようなトレーニングを行なっており、ある程度のスペックを持っているサイクルコンピューターであればカスタムでトレーニングを作成できます(自分は1万円くらいのIGPSPORTのBSC200を使用してます)。
Magene T100【使用した感想】
T100の感想ですが
最初の取り付け簡単
畳めるので省スペース(といってもバイクに取り付けっぱなしの方が多い)
クイックリリース・スルーアクスル対応してるがクイックリリースの車体で使用した方が楽
といった感じでしょうか。
最初のセッティング
構造がとてもシンプルなので説明書を読めばすぐセッティング可能です。
T100/T110/T200ともに同じような形をしているのでおそらくどの製品もセッティングは楽に行えると思います。
▼部品は少なめかな
折りたたみ可能
自転車を1台だけ持っており、たまにトレーナーを使うのであれば上の写真の用に折り畳みする事が可能です。
T100は重量も10kg以下なのでそれほど重くないです。
クイックリリース・スルーアクスル対応
取り付け可能な車体はクイックリリースタイプ・スルーアクスルタイプどちらも使用可能です。
ただ毎回車体を取り付けて使用後に取り外す過程で使用する場合、取り付け・脱着が案外面倒なのでクイックリリースタイプの車体を使用した方が楽かと思います。
T100は12s対応してない
T110/T200はMageneの公式説明欄にシマノの12sもいけるよ〜との記載があるのですがT100は11sとしか記載されていません。
最初12sのスプロケットを使用していたのですが、普通に乗っている時とのフィーリングが異なるため(チェーンとギアが擦れる)、12sは使用しないことにしました。
トレーニングをたくさんする方は専用の車体を用意した方がいい
最初にT100を使用していた時は持っているGIANTのカーボンフレーム・TCRを取り付けて使用していたのですが、車体取り付け時にリアエンド側に傷をつけてしまいました。
なのでその後、トレーナー専用のアルミフレームを1万5000円くらいで入手してその車体をトレーナー専用として使用しております。
トレーナー使用時の防音対策
アルインコのエクササイズマット(150×90cm)をひいてその上にトレーナーを使用してます。厚めのマットでヨガマットなどを使用するよりも振動吸収してくれるのでおすすめです。あとはそのうちグロータックのブルカット3を購入予定です。
幸いにも自分の部屋の外にはトレーナーを置けるスペースがあり、高負荷なトレーニングをする時にはそこにトレーナーをセッティングしてトレーニングしています。
▼アルインコのエクササイズマット
使用時の音
上の動画はトレーナーからiPhoneのマイクで1mくらい離れた状態で録音しています。
音はそれほどうるさくない・・・・というか有名ブランドのトレーナーとそれほど騒音レベルは変わらないんじゃないかなと思います。
まとめ
というわけで自分が持っているMageneのT100の使用した感想でした。
パワー数値を使ってトレーニングしたい方であれば、T100のようなスマートトレーナー機能はないけれどもパワー数値は計測できるよ的なトレーナー早めに購入してパワートレーニングされた方が幸せになれると思います。
実際僕もT100を入手してかなり満足度高めです。通常の走行だとなかなかスピードを上げて走ることできませんしね。
価格も4万円〜5万円くらいかと思うので(以前は3万円台前半だったような・・・・)、まだパワメは必要ないけれどもパワーとレニーングしたい!という方は是非検討してみてください。
FTPなど計測すれば自分の実力が知れますしね。それでは!