FulcrumのRacing 3 DBを購入して1ヶ月以上経ちましたのでレビューしたいと思います。
感想としては
購入して後悔なし・大満足
完成車付属のホイールからのステップアップにおすすめ
よく転がってくれる
といったところです。
FulcrumのRacing 3 DB【購入したところ】
今回はいつも利用しているwiggleで購入しました。購入した時の価格は66,600円。
自分が調べた感じ、Racing 3 DBの最安値は6万5千円くらいで6万円辺りまで下がっている事はまずないと思います。
比較的安い価格で海外通販を利用して購入検討されている方は6万5千円くらいで販売されている時を狙うと良いかと思います。
FulcrumのRacing 3 DB【購入した経緯】
今まで使用していたPrimeの
候補としては
上記のホイールを検討していたのですが、今回はRacing 3 DBにする事にしました。
Fulcrum Racing DB 3【購入の決め手となった理由】
リムの素材がRacing Zero DBと同じアルミ素材を使っている
カスタムでハブのベアリングをグレードアップできる(USB・CULTベアリングへ)
硬いホイールと評判がある
以下の理由からRacing 3 DBを購入しても良いかなと思いました。
また、
硬いホイールと評判のあるRacing Zero DBのリムのアルミ素材と同じものをRacing 3 DBには使われている
という事で、硬いホイールがどのようなものかを体験するにはRacing 3 DBでも十分ではないのかなと思った次第でありまます。
グラベル用途にも使用できる 【astm規格 カテゴリー:2】
ホイールには ASTM規格というものがあるようで先ほどホイール購入検討時になったホイール、Racing ZERO DB、Racing 3 DB、KSYIRIUM SL DISCはどれもASTM規格のカテゴリー:2に分類されるよう。
カテゴリー1 ➡︎ 舗装路オンリー
カテゴリー2 ➡︎ 舗装路 + ちょっとした砂利道も走れますよ〜そして15cm以内のジャンプまではOK
調べた感じカテゴリー1と2では上記のような違いがあるようでFulcrumの製品ページにもRacing 3 DBのASTM規格が2である事の表記があります。
ちなみにカンパニョーロのZONDA DBはどうなのかな?と思って公式HPを調べてみたのですが特にASTMカテゴリーの記載は確認出来ませんでした。
というわけでRacing 3 DBはグラベル用途としても使用ができるようなので、仮にグラベルロードを入手してもロードホイールと兼用で使用できるのもポイントでした。
ハブのベアリングがカップアンドコーン
ハブのベアリングがカップアンドコーンである事も購入したポイントです。
PrimeのAttaquerはベアリングがシールドベアリングでして雨天時にも結構使用していた為、ベアリング交換を以前試した事があります。
無事交換は済んだのですが作業が結構大変であり、次に購入するのであればメンテナンスが比較的容易なカップアンドコーン式のベアリングに使用と思っておりました。
FulcrumのRacing 3 DB【詳細】
重量:1660g
ASTM規格:カテゴリー 2
リムハイト28m
ハブのベアリング:カップアンドコーン
タイヤタイプ:2-way-fit(クリンチャーとチューブレスに対応)
使用可能なタイヤ:23mm〜42mm
リムテープ不要
上記が公式HPに記載のある詳細からピックアップしたスペック。
自分はクリンチャーオンリーで使用する予定ですがチューブレスにも対応しています。
付属品
付属してきたのは
説明書
チューブレスのバルブと思われるもの
15mmのスルーアクスに使用されるであろうkit(KITCFA15)
水、異物の侵入を防ぎやすくするkitと赤いタイヤレバーみたいなもの
以上がホイールとは別に付属してきました。
▼綺麗な梱包してくれてます
▼この袋に付属品が入っていました
▼チューブレス用のバルブかな?
▼説明書
▼防水キット的なゴムシールとタイヤレバーみたいなもの
▼15mmTHRU-AXLEと記載があるようなのでロード使用であれば必要ないっぽいです
以上のものが付属品ですが、まだ封は一切開けておらず通常の12mm×100mm・12mm×142mmのスルーアクスルタイプのロードバイクであればそのままホイールを使用できるかと思います。
FulcrumのRacing 3 DB【実際使用してみて】
完成車についている2kgくらいあるホイールから買い替える場合はっきりと違いが感じられホイールであり、5〜10万円位内の予算で検討されている方にはおすすめできるホイールと思ってます。
また足を止めた時にすごく転がってくれてる感じがして、以前リムのZONDAに乗っていた時と似た感じだなと思いました。
軽量性
使用していたPrimeのAttaquerが1500g以下のホイールだったので漕ぎ出しについてはattaquerの方が良かったですがRacing 3 DBも悪くないです。
公式値の重量が1660gとなっておりますがこの価格帯だと大体それくらいの重量なのかなと思います。
Attaquerが驚くほど軽かったので、うーん重量重いなぁ・・・・、と購入する前は思ってたのですが乗ってみると重量は全く気にならないです。
転がり
最初はあまり転がらず、これだったらPrimeのAttaquerの方が良かったかも・・・・と思ってたのですが50kmくらい乗るとハブのグリスが馴染んだのでしょうか、かなり転がるようになりペダリングしてもグイグイ進むようになりました。
硬さ
一番気になっていた硬さですがそもそも硬い・柔らかいに鈍感な僕にとってあまり違いが感じられず、
若干ああ硬い・・・・のかな?
と思うくらい。
ただ発進時にシャキッと発進してくれていると思うのでその点はホイールの硬さの恩恵を得ているのではないかなと思います。
使用した時の疲労感
良く硬いホイールを乗っていると疲れる・・・・と聞くのですがまだ100km以上のロングライドをしていないのでその点は分かりません。
あ、そういえば最近荒さい1時間40分くらいノンストップで走ったっけ・・・・
▼荒さいを2時間走ろうと思い立ちましたが1時間49分で力つきました・・・
確か乗った日の翌日は今までにない疲労感を足に感じたのですがそれ以降は特にホイールのせいで疲れる・・・・というのはまだ体験していません。
機会があれば100km以上のライドをしに行こうかなとは思っていますが、そもそもロングライドをしないのであればそれほど硬いホイールを使った時の疲労感について気にする必要はないのかもしれません。
リムテープ不要は気を使わなく良いので楽
Racing 3 DBにはリムテープが必要ありません。
なのでリムテープの寿命を気にする必要ない事とテープ不要なのでそれがホイールの軽量化にもつながっております。
とはいえリムテープ取り替え必要なホイールで未だにテープの交換した事はありませんが・・・・・w
ディスク取り付け時の固定リング:AFS
ホイールへディスクを取り付ける時はAFSという規格?なので上の写真のような工具が必要です。
ハブのメンテや玉辺り調整はまだ行っていない
購入してから1ヶ月以上経っており雨天時もちらほら乗っている為ハブのグリスがどのようになっている確認したいところですが・・・そのうち行いたいと思ってます笑
また、Fulcrum・カンパニョーロ系のホイールは玉あたり調整がホイール装着時に行う事が出来るようで、Racing 3も下記の写真のようにアーレンキーを使用して行うようなのですが特に購入時から触っていないですが特にガタなどないようで快適に走行できております。
防水・防壁性がアップするシールが付属
右側の袋の中に写っている青いシールは水・異物の侵入を防ぎやすくるゴムシールでこちらは購入時に付属してきました。
グラベル用途としても使用できるホイールとの事なので未舗装や雨天時にたくさん使用される方はこちらを付けた方が良さそうです。
シールをつける事によって回転が渋くなるようなのですが、今度ハブのメンテナンスをした時にこれを付けようと思ってます。
まとめ
とうわけでFurclum Racing 3 DBの事に関して記事を書きました。
グラベル用途としても使用できるホイールなので個人的には耐久性が高いホイールであり、舗装路での使用でも特にもっさり感はなくロードバイクらしい走りができるホイールなのかなと思ってます。
購入して大満足しておりますが、次はRacing ZeroかMavicのKYSIRIUM SL買いたいな〜。
それでは!!