今回の記事ではロードバイクのメンテナンスするにあたって早めに導入していればよかった・・・という製品を紹介しようと思います。
どの製品も使用頻度は多く、これらがあるおかげで作業がかなり楽&短縮できるようになりました。
squirt CHAIN LUBE
一番おすすめしたい製品がsquirt(スクワートって読むようですね)のチェーンルブ。
良い点としては
ペダリングが軽い
汚れがつきずらくなおかつ車体にもオイルが飛び散らない
一度購入すればかなりもつ
再度つける時はチェーンを軽く拭いて継ぎ足しでOK
という感じ。
チェーン清掃の手間が省ける
squirtのチェーンルブを最初に注油したあと再度つける時はチェーンを軽く布・ウエスなどで拭いて継ぎ足すだけでOKです。
つまりチェーンを清掃する手間が省けます。
ルブの耐久性は乗った感じ500kmくらいかなと思います。雨天時に走行してもルブが無くなってすぐ注油しなければいけないといった事もなく、自分は約500km走行毎に注油しております。
squirtを使用する前のチェーンのメンテナンス
以前チェーン清掃時にはパークツールのこちらのチェーン洗浄機を使っていました。
専用のクリーナを入れなくても中性洗剤とこちらの洗浄機で十分汚れが落ちて快適に洗浄出来ていたのですが、やはり15分くらいは時間が取られてしまいます(特に水で洗剤を落とす作業に)。
その点squirtのチェーンルブはサッとチェーンを拭いて継ぎ足してあげるだけで完結してしまいます。
▼さっとチェーンを拭いた後にルブを注油するだけ
以前に使用していたチェーンルブ
今まで僕が使用してきた事があるルブはワコーズのルブとAZのルブ。
AZ (エーゼット) BIc-004 自転車用 チェーンルブ ロードレースSP(スペシャル) 110ml (チェーンオイル/ チェ…
ワコーズのルブ
ワコーズのルブはペダリングが軽く汚れもつきにくく雨で走っても500kmくらいは持つ印象があります。
ただ高価であることそれほど多くの回数が使えないところがネック・・・ワコーズのリキッドタイプのルブは使ったことがないのでもしかしたらそちらであれば長い間使えるのかもしれません。
AZのルブ
AZのルブは安くて質もそこそこ良く一度購入すればかなり長く使用できるというのが使った感想です。
ただルブをつけた直後はとても快適にペダリング出来るのですが、50km〜くらい走ったあとに汚れなどがついてややペダリング時に重くなってくる感覚がします。
また一度ライドに行くとかなりチェーンが黒くなってしまい、フレームにもオイルが飛び散ってしまいます。
一度購入すればかなりもつ
squirtのルブは半年前に購入しましたがまだ半分くらい残っています。
4台くらいロードバイクを持っており、ルブはほぼsquirtしか使っておらず各バイクにsquirtで注油しています。
バイクを1〜2台持っていてそれほど乗られない方であればかなり長く使用できるのではないでしょうか。
ペダリングが軽く汚れがつきにくい
squirtを注油してペダリングした感じは軽くてその状態が次の注油まで(500km走行後)ずっと続くという感じかなと思います。
先ほど説明したワコーズのルブと似た感覚かな?
またスプロケット・フレームに汚れがあまりつかないので、面倒なスプロケット掃除が減ったのも嬉しいです。
メンテナンススタンド
ロードバイクのメンテナンスやバラ完を自分でしたい方・する予定の方はメンテナンススタンドがあるとかなり作業がやりやすくなります。
また、作業をしようかなとやる気にさせてくれるアイテムでもあります。
ディスプレイスタンドだと長時間の作業が辛い
以前はディスプレイスタンドで作業を行なっていましたが長時間の作業をする場合、しゃがんで作業をする必要があってかなり腰が痛くなったことを覚えています。
その点メンテナンススタンドの場合は立ちながら自分の好みの高さにロードバイクをセッティングする事ができ快適に作業出来ます。
▼自分の好み・楽な高さで作業ができる
▼オイル抜きの作業なども快適に作業できる
▼ディスプレイスタンド
通常の作業であればディスプレイスタンドで事足りるかと思いますが、長時間作業したり油圧系のメンテナンスをしようとするとやはりメンテナンススタンドがあった方が快適に作業できるかと思います。
メンテナンススタンドを使ってやりやすい作業
シャドーリアディレイラーにワイヤー取り付ける作業が楽
よく行う作業がリアの変速のワイヤーが切れた時に行う作業。
現行の105・アルテグラのRDはシャドウタイプになっておりディスプレイスタンドだと作業がかなりしにくいです。
その点メンテナンススタンドだと車体を自分の好きな高さに調整して作業ができる為とても快適です。
洗車がしやすい
立ちながら洗車をする事が出来る為快適に洗車を行う事ができ、頻繁に洗車をしようと思うモチベーションにも繋がっています。
油圧のエア抜きの作業など
油圧関係のメンテナンスをする場合はメンテナンススタンドがなければかなりやりづらいのではないかなと思います。
エア抜きは車体を傾けるシチュエーションもありますし、オイル交換は基本ホイールを外して行いますのでメンテナンススダンドがなければかなり厳しいと思います。
デメリット:メンテナンススタンドを置くスペースが必要
広いスペースがある家であれば良いと思いますがワンルームなどに住まれている方の場合、メンテナンススタンドがあると部屋のスペースを圧迫してしまいます。
ただワンルームに住まれている方であればそもそも頻繁に外で使用する事が出来る環境にないと思いますので購入に至らないとは思いますが・・・・
コンパクトに畳んで置くことは可能
スペースが必要といってもほとんどのメンテナススタンドは畳む事が出来ると思います。
▼この状態から
▼このように畳んでコンパクトにする事が可能
自分が住んでいるところは6畳くらいの部屋になりますが、畳んでおいてもややスペースが取られるな・・・といった感じです。
一軒家に住まれている方や広めの物件であれば特に問題ないかと思います。
▼部屋に置いた感じ
トルクレンチ
トルクレンチはあると便利・・・・というかメンテをご自身でされる方は必須アイテムかと思います。
ただある程度メンテナンスをこなして行くとアーレンキーで大体のトルクをかけているか掴めてくるかと思うのでそういう方は必要ないと思いますが。
また、カーボン素材の箇所を締める時は指定されたトルク以上をかけるとパーツ破損の可能性がある為、ご自身でメンテナンスをする予定の方は最初のうちに購入される事をおすすめ致します。
購入したトルクレンチ
CYCLISTS トルクレンチ セット 差込角 6.35mm(1/4インチ) 2~24Nm 3/4/5/6/8/10mm 5mm-L T20 T25 T30 ソ…
自分が購入したトルクレンチセット当時は4000円くらいでした。
Amazonを見たところ4000〜5000円くらいで似たようなトルクレンチセットが販売されており、それほど品質にも差がないかと思いますのでレビューなどを参考に購入されれば良いかと思います。
購入してから2年立ちますが今のところ問題なく使用できております。
使い方
自分が購入したトルクレンチセットは下の写真のようはボックスにトルクレンチセット一式が入っています。
▼使う六角ボルトのサイズを選ぶ
▼トルクレンチに使用する六角ボルトをセットする
▼目盛りがあるので希望のトルクを設定する
▼目盛りの下にある黒い取手を回して希望のトルクを指定できます
T字型アーレンキー
最近ようやく購入したT字型アーレンキー。
とりあえずホームセンターで作業時に多様する4mmと5mmのアーレンキーを買いました。
購入したきっかけはSTI レバーをハンドルに取り付ける時に、持っているアーレンキーでは上手くトルクをかける事ができなかった為。
アーレンキーよりも快適に使え使用頻度が高くなった
アーレンキーを使用するよりもT字型を使用した方が作業効率があがりました。
ちなみに4mmのアーレンキーを多様した最近のシュチュエーションは・・・
RDにワイヤーを取り付ける時
リムブレーキのシューを固定する時
ステムをハンドルに取り付ける時
などなどあります。
また今回T字型アーレンキーの購入に至った経緯である、STIレバーを固定する作業も最近では数回あり、とても快適に作業ができました。
▼STIレバーをハンドルに固定する時にあると作業がしやすい
ミッシングリンク
チェーンを繋ぐときに使用するアイテム。
自分が愛用しているのはKNCのミッシングリンクで数回の取り付け・取り外しが可能です。
気軽に取り外しが可能
ミッシングリンクを取り外すツールは必要ですが工具さえあれば簡単に外せて取り付け出来ます。
ミッシングリンクを取り外す目的としてチェーンの洗浄をする為に一時的に外す方が多いかと思いますが、自分がミッシングリンクの取り外し・取り付けを行う用途としては別のロードバイクにチェーンを付け替える時です。
KMCのミッシングリンクの再利用できる回数は調べてみるとこちらに3回から5回までとの記載がありました
SCHWALBE(シュワルベ) のタイヤレバー
こちらのシュワルベのタイヤレバーを使えば、硬くて中々嵌める事が出来ないタイヤも簡単にホイールに嵌める事が出来ます。
価格も600円くらいとお手軽であり、これがあると硬くて中々ホイールに入らないタイヤも簡単に入る為かなり重宝しているアイテムです。
使用方法
ある程度タイヤを嵌めたら2つのタイヤレバーをホイールに上の写真のように引っ掛けます。
▼タイヤレバーはホイールに引っ掛ける事ができる構造になっている
▼残りのタイヤレバーを使ってテコの原理で押し込んでタイヤを嵌める
慣れるまで少しコツが入りますが今のところこのタイヤレバーで嵌める事が出来なかったタイヤはありません。
まとめ
というわけで今回は現在愛用していてもっと早めに購入しておけばよかった・・・・というメンテナンス時に役立つ製品を紹介しました。
特にロードバイクを最近購入してメンテナンス用の製品を検討している方にこの記事が役立てば幸いです。
それでは!!