クロス・ロードバイクを購入してからおよそ1年、今までずっとフラットペダルを使用していましたがSPDペダルを購入しました。
感想としては
・ペダリングがかなり楽になり、長距離のライドが超絶楽になった
・膝を使わないペダリングができるようになった
・普段使わない筋肉も使えて楽しい
といったところでしょうか。
それにしても本当に最初から買ってればよかったと思います。
フラットペダルからSPDペダルにしてみた感想
SPDペダルを使用してみた感想は
“悟空とベジータがポタラ使って合体してペロッと敵をやっつけてしまうくらいすごい”
って感じですかね。
それくらい良いです。もう導入しなくてはもったいないです。
フラットペダル使用時にはペダルを踏み込むような意識をしていましたが、SPDペダルだとそれほどペダルの踏み込む事を意識しなくなりました。
・・・言葉で伝えるにはちょっと難しいですがペダリングがオートマチックになった感じかな。
膝中心ではなく腰のあたり中心のペダリングに
膝を使わないのであればじゃあどこ使うのよ?と思われるかと思いますが、おそらく腰回り・足の付け根当たり・腸腰筋・・・・と言ったところでしょうか。
また通常のフラットペダル使用時でも膝を使ったペダリングではなく腰回り中心のペダリングに変わった気がします。
止まってから発進のスピードがアップ
フラットペダルからSPDペダルに変えて良かったと思う点はこちらなのではないでしょうか。
信号待ちして発進時のスピードがSPDペダルの場合だと軽く引き足を使ったらギュイーンと加速出来ます。
逆にフラットペダルだとこれはちょっと出来ないのではないかなと思います。
SPDペダルのつけ外しは案外すぐ慣れた
一番抵抗があるのは立ちゴケと言って、ビンディング・SPDペダルが外れずに転けてしまう事ではないでしょうか。
これもちょっと練習すればすぐ取り外し出来るようになりますし、金具の強度?を最弱にしておけば楽に外れます。
SPDペダルは雨の日にいい
たまに雨天時に乗ってると足がペダルからツルッと滑って転びそうになる事があります。
が、逆にSPDペダルだとそれがなくなります。雨だとペダルってほんと滑りやすいですからね・・・
速度・疲れ具合は?
速度は劇的に変わらないと思いますが、漕ぎ出しに引き足を使っての加速や坂道が楽になりました。ただ、急な坂だとハムストリングが鍛えられていないせいか少々きついです・・・
疲れに関しても大分楽になりました。100キロくらい乗った時の感想ですが、下手したらフラットペダルよりも3割増しくらい楽になっている気がする・・・・言い過ぎかな?
また、フラットペダルでは使えない引き足が使えるという事は、フラットでは鍛える事が出来ない筋肉(ハムストリングかな?)も鍛えれてお得感がありますね。
自転車から降りて歩く時の感想
普通にコンクリートを歩く時やお店では違和感なく歩く事が出来ます。
地面の材質によって金具が当たりガリッというときもありますが、まあ普通の靴のように歩けます。
フラットペダルからSPDペダルに変えるのに必要なもの
ビンディング(SPDペダル)のメリットはペダリングが楽になる事なのですが、デメリットとしては最初に揃えなければならない製品が何点かあり、費用がかかる事かと思います。
なのでもしクロスバイク・ロードバイクを購入してSPDペダルも導入しようとすると+12,000円くらいかかるのではないかと思います。
・SPDペダル
・SPDのクリートをつける事が出来る専用シューズ
・ペダルを外すレンチ
SPDペダル
僕は片面がフラット・もう片面がSPDになっているペダルを買いました。
ただ慣れた今だとほとんどフラットは使っていない・・・
シマノ(SHIMANO) SPDペダル PD-EH500 片面SPD/片面フラット SMSH56クリート付属 EPDEH500
SPD専用シューズ
僕はあらかじめメルカリで買った中古のSPDペダルシューズを持っていたので特に揃える必要はありませんでした。
SPDシューズだと最低でも6000円くらいはするイメージがあります。
シマノ CT5 SPD ビンディングシューズ ナイロンシャンクプレートソール ESHCT5PG450SN00 ネイビー 45(28.5cm)
▼SPDペダルを購入する前から持っていたSPDシューズ。(買ってて良かった)
欲しかったSPD用のKEENのサンダルが手に入った
僕はKEENの”NEWPORT H2″というサンダルを愛用しています。
キーン KEEN NEWPORT H2 メンズ BLACK 1001907
靴底がしっかりしていてその気になったら走ることもでき、雨が降って濡れても放っておけば乾きそうなので。
それで、作りは”NEWPORT H2″でかつSPDを取り付ける事が出来るサンダルシューズが以前は発売されていたんですが、現在は生産中止のようでネットで販売していても高い金額でしか購入出来ない模様。
が、奇跡的にオークションで新品で値段もそこそこ安く手に入れる事が出来ました!!うれしー
▼オークションでGETしたKEENのサンダル。・・・・型番が分からない為正式名称が分からない。
▼けんたさんのKEENのSPDサンダルの紹介動画。
ペダルを外すレンチ
フラットペダルを外す時に必要な工具です。もしクロス・ロードバイクを長く乗る予定であれば必ずと言っていいほど必要かと思いますので一つ持っておくと良いかと思います。
SPDペダル導入に至った理由
今までもうずっとフラットペダルで良いんではないかと思っていましたが、先日某自転車屋さんにてシマノのバイクフィッティングシステムを受けに行ってきました。
その時に店舗スタッフの方に、
AKI
スタッフの方
・・・的な事を言われ、ものすごい興味を抱いてしまいました。
そもそもSPDペダルとは?
私的に簡単に説明しますと・・・
シューズとペダルを取り付け器具によって固定し、ペダリング時に踏む動作だけではなく、引き足も使ってペダルを回すことができるペダルの事です。
このようなシステム?の事をビンディングと言うようで、SPDペダルはシマノさんが販売しているペダルで、他のメーカーさんもビンディングペダルを作っております。
シマノが出しているビンディングペダルには,SPDペダルとSPD-SLの2種類があり、ざっくりいうとSPDペダルがオフロード、SPD-SLがオンロード用との事みたいです。
・SPDペダル=オフロード(マウンテンバイク等)
・SPD-SL=がっつりオンロード(ロードバイク)
みたいな感じで、SPD-SLの方がSPDよりも踏む面積が大きい為、よりよくペダルを漕ぐ事が出来るようです。
それでもフラットペダルからSPDペダルに変更してみるとかなりの変化が実感できました。
また、自転車から降りた時にSPDペダルの方が歩きやすいというメリットがあります。
SPDペダルのクリートについて
シューズに取り付けるクリート(金具)には、シングルクリートとマルチクリートがあります。
購入した”PD-A530″にはシングルクリートが付属しており、SPD用のシューズがあればそのシューズの裏に取り付けて乗り始める事が出来ます。
シングル・マルチクリートの違いはシングルクリートは足首を横にひねれば外れ、マルチクリートは多方向に解除が可能との事です。
▼シングルモードとマルチモードの外し方の違い。
ビンディングを付けて自転車に乗る事はもちろん初めてだったので、乗っている時に靴とペダルを引き離させなくなる立ちゴケが不安でした。
なので初めはマルチクリートを購入しようかと思いましたが、付属していたシングルクリートを使ってみて立ちごけする事なく、乗り慣れることが出来ました。
マルチクリートはライド中に勝手に外れてしまうとの声も多々あったのでよっぽど自身のない方以外はシングルクリートでよろしいのではないかと思います。
結論
SPDペダル、良いです!!
ロードバイクではなくてもクロスバイクでも全然ありです。(というか本来SPDはマウンテンバイクとかクロス用のかと思いますが)
何より自転車に乗ってて疲れが軽減されるのがメリットかと思います。
また、ペダル交換を経験した事がない人にも良い経験になりますしね。
それでは、最後まで見て頂きどうもありがとうございました^ ^